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お知らせと活動

金沢交響楽団 第70回定期演奏会

ご招待状をいただき、金沢交響楽団「第70回定期演奏会」に行ってきました。

金沢交響楽団は、1972年(昭和47年)8月に結成され、様々な職業の社会人、主婦、学生等により運営されているアマチュア・オーケストラです。団長は不動産鑑定士の西野先生です。

今回は記念すべき70回目の定期演奏会となります。

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❖ 楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲(作曲:リヒャルト・ワーグナー)

荘厳な楽曲「ワルキューレの騎行」で名高いワーグナーは、本曲のように喜劇的で親しみやすい要素もある作曲も行っています。ワグナーらしい生真面目な場面の出だしの演奏から、軽快な若々しいタッチへと雰囲気が変化していきます。若い騎士ワルターが美しい娘へ求愛する場面へと移行する曲の流れが見事に表現されていました୧꒰*´꒳`*꒱૭✧

❖ イギリス民謡組曲(G.ジェイコブ編曲)(作曲:レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ)

ヴォーン=ウィリアムズは、「威風堂々」で名高いエルガー以降の近現代イギリスを代表する作曲家とのことです。本曲のもつ勇ましさ、重厚な感じ。繊細な場面の描写のギャップに引き込まれました。この曲は金沢交響楽団の約50年の歴史の中で一度も演奏されなかった曲だそうです。初めての演奏とは思えないほど自然でした(*´∨`*)

❖ 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」(作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)

早熟の天才・モーツァルトがキラキラ輝いて作曲している様子が想い浮かぶような感覚になりました。生涯を通じて一貫して明るく楽天的で遊びや冗談、ゴシップが大好きだったといわれています。この曲の愛称「ジュピター」は作曲家の死後につけられたものです。ローマ神話上の神々の王、天の支配者「ジュピター」に相応しい壮麗で輝かしい響きでした。やはり生演奏ならではの臨場感ですね。感銘を受けました✨✨


毎回親しみやすい曲目を入れていただけるので、聞きやすいです!団員の皆さんはそれぞれの立場でご多忙にもかかわらず、活動を続けておられることに敬意を表しますο(*´˘`*)ο

その日の夜、何気なくニュースを見ていたら、団長の西野先生のアップの映像が!! なんでも今回、初めて県木の「能登ヒバ」で作られたバイオリンで演奏されていたそうです。能登ヒバには音が響きやすいとされる性質があるそうです。主に建材として利用されることの多い能登ヒバ(あすなろ)ですが、ポテンシャルの高い樹種だけに、工夫次第で色々な利用の仕方がありそうですね!!


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