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片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」

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まだ、高校生の二人にはとても過酷で残酷なお話でした。当時、映画も観て主題歌がとても印象に残っています。「助けてください!」映画版で森山未來が言った場面も良く覚えています。

天国や神様という発想は、生きているものが作り出した世界というのは、そうかもしれないなと思った。そうすることで気持ちが救われるということですね。

亡くなった恋人を想い続ける気持ちはあっても、最後に一歩前に進んでいるのがよかった。感覚がなくなり、物事が無意味が感じられる喪失感。留まっててもどうしようもないのでしょうが、簡単なことではない。

結ばれなかったけど、半世紀も思い続けるというおじいちゃんの話。結ばれなかったからこそ、綺麗なものとして記憶に留まる。結ばれるのと結ばれないのどっちが幸せ?という問いがありましたが、私は結ばれたいなぁ~。

おじいちゃんと孫の話というのが、「永遠のゼロ」のような感じで、そういう関係がうらやましいなぁと思いました。