2018.03.31 フェルディナント・フォン・シーラッハ「犯罪」

先輩不動産鑑定士に教えてもらった本を読みました。

この先輩は、よく本を読んでいらっしゃるですが、本を読むと「価値観が上書きされ、世界価値観が広がるんだ～」と話されていました。

一方、私の方はいうと、本を読むのは、単なる現実逃避というか、現実でできないことを体験したような気持ちになるのが好きだからです。だいぶ本を読む理由は異なりますが、本にはいろんな効果がありますね！

「犯罪」は2012年本屋大賞「翻訳小説部門」を受賞した作品です。なんとなく物悲しい話が綴られ、どうすることもできない結果というか、一言で犯罪と片づけることのできない事情がとても奥深く、切ない話の本でした。

★★★★☆