2022.07.09 【研修】評価事務打合せ

金沢地方裁判所で、裁判官、書記官、執行官、評価人が会し、競売不動産評価における評価事務打合せがありました。

冒頭、取扱件数の推移、売却率の推移のデータ、改札結果（買増率）についてのお話がありました。コロナ禍の令和２年は新規の不動産執行事件の件数が減少し、令和3年は回復したものの、令和４年はこれまでのところ減少しているそうです。

その後、具体的な評価事例について、今回は小屋裏収納があった場合の対応について検討しました。建築基準法の観点から違反建築物かどうか、不動産登記法の観点から床面積に算入する必要があるかどうかなどを整理をし、その後具体的なケースで検討しました。評価人として、現状についての記載をきちんと行い、違反建築物かどうかなどを確認することが大事であると再認識しました。

後日、現場で行った戸建住宅に、まさに小屋裏収納がありました！評価事務打ち合わせで確認した事項について、注意して対応させていただきました。

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