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お知らせと活動

【研修】能登半島地震被災地支援会議

4月2日~3日に「能登半島被災地支援会議」が開催されました。


開催の経緯について振り返ってみると、能登半島地震が発生したのち、我々石川県の不動産鑑定士の業務も混乱する中、1月のうちに、近畿不動産鑑定士協会連合会危機管理委員会の方から、石川県不動産鑑定士協会の方に、震災後の評価や行政対応についての不動産鑑定士の本業にかかる研修や勉強会を開催できないかというお申し出をいただきました。能登半島地震が不動産市場に与える影響がどのようなものか、土地価格にそれをどのように反映させるのか、実際問題わからないことだらけです。

近畿不動産鑑定士協会連合会危機管理委員会は阪神淡路大震災での経験を踏まえ、その後地震等が発生した地域へこれまでの知見を伝承させてこられています。そして、会議の開催に当たっては、講師選定、スケジュール調整、準備等も行って下さり、石川県不動産鑑定士協会としては、そのお気持ちと行動力にただただ感謝し、開催の運びとなりました。


会議には、北陸会(石川県、富山県、福井県、新潟県)の不動産鑑定士、近畿会(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の不動産鑑定士のほか、日本不動産鑑定士協会連合会会長や講師を務めていただいた福島県、宮城県、熊本県、千葉県、岡山県、東京都の不動産鑑定士、約90名が集まり、大変盛大なものとなりました。

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日本不動産鑑定士協会連合会会長のあいさつで始まりました。

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講義の内容は大変大変多岐にわたりました。

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1:県地価調査を中心とする公的評価に向けて

2:災害格差率の考え方と具体的適用

3:液状化土地の公的評価等における対応

4:自然災害債務整理ガイドライン適用業務の留意点

5:能登半島地震における不動産鑑定士の役割

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阪神淡路大震災のあと、東日本大震災、熊本地震と大きな地震がありました。その都度考え方がブラッシュアップされ、より精度の高い鑑定評価につながっています。ただ、地震の影響はやはり地域により異なるため、この会議で得た知識(バトン)を北陸の不動産鑑定士が受け継ぎ、新たな知見を加え、あってはならないですが、もし今後どこかで地震があったとき、このバトンをつなぐ役割を担ったのだと感じました。

会議のあと、会場を変え意見交換会が開催されました。そしてにし茶屋街にも⤴

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翌3日は、自動車に分乗し、被災地への視察を行いました。


令和6年7月1日時点の価格を判定する県地価調査の事業が始まります。この会議の資料を読み返し、理解が深まってきているところです。みなで力を合わせ、適正な価格をお示しできるよう頑張っていきたいと思います!


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