2023.03.29 リチャード・バック「かもめのジョナサン」

名前を聞いたことはありましたが、内容はわからないまま、読み始め。

ほんとにカモメの話でビックリでした😲

（第４章が加わった完成版もあるそうですが、私が読んだのは第３章までのものです）

ジョナサンは、努力家で一匹狼（一匹かもめ！？）で向上心があり、寝食を惜しんで、飛行の練習に励んでいた。仲間からはじかれても、変わらず、ただひたすらになりたい自分を目指して頑張っていた。

自分の生きる道を決めてしまえば、周りはどうでもよく思えてくるということか。そして、意思があるものの周りには勝手に集まってくるということか。

所詮カモメということで、片づけてはいけないような・・・。先日、のとじま水族館でイルカ・アシカショーを見てきたのですが、従順で賢い行動に、ほんとにびっくりし、強い意志を感じてしまい、そして尊敬の域に達した心情になりました。人間のおごりと言うか、他の生き物を下にみるような傾向がありますが、他の生き物も認めてあげないといけない、ましてや他の人間も、という心情になり、多様性を認める心がけが必要だなと、何か大きな気持ちになりました。