2018.02.03 【研修】中古建物の取引価格分析
投稿時間 08:00
in 研修
1月15日に公益社団法人石川県不動産鑑定士協会主催の研修会がありました。第2部のテーマはこれです。
中古住宅、つまり建物の価格を、多数の取引事例データを基に求める方法はないだろうかというものです。建物の正確な市場価値を出すには、現地に行って、建物を内覧し、鑑定評価を行うしかないのですが、大つかみで「だいたいいくらくらいなのか」を知りたいという需要もあるのではないかと。
皆様ご存知の通り、一言で中古住宅(建物)といっても、築年数が違うのはもちろん、面積、グレート、維持管理の状態等も違います。ましてや、建物が建っている土地の道路条件によって、建物に対する評価が変わることもあります。
そういう条件をある程度、細分化し、今回、グレード別に、築年数の経過による建物価格が求められる式が紹介されました。すごい!! 実際にはこの価格に個別性(雨漏りがある、相当に修繕が必要等)を考慮する必要がありますが、「だいたいいくらくらいなのか」という質問には、「だいたい」ですが、答えることができるかもしれないと思いました。
今回は、第一次報告ということですので、第二次報告が楽しみです。
(こうやって、結果を聞くのは、簡単ですが、この結果にたどり着くまでのデータ抽出や分析、試行錯誤は大変なものだったと思います。ありがとうございましたᵗᑋᵃᐢᵏ ᵞᵒᵘ ¨̮ ♡♪ )
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