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映画「ドールハウス」

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映画「ドールハウス」を観ました。娘が「面白いよ」とすすめてきたので何気なく見たのですが、思った以上に良かったです。ホラー映画と聞いていたので、ただ怖がらせる系かと思っていたのですが、ストーリーがしっかりしていて、途中からは結末が気になって目が離せませんでした。

作品に登場する人形は、これでもかというほど日本らしい日本人形なのに、タイトルは英語の「ドールハウス」。見始めた時はちょっとした違和感がありました。でも観終わってみると、その違和感自体が作品の雰囲気を作っていたようにも思えます。和と洋が混ざったような、説明できない不気味さがありました。

人形は昔からただの道具じゃなくて、誰かの気持ちや想いが移りやすい存在なのかもしれません。長く飾られた人形って、時々こちらをじっと見ているような、心があるような、そんな気配を感じることがあります。この映画を観て、人形という存在に改めてぞわっとしました。家のどこかにある昔の人形と、しばらく目を合わせたくない気持ちです。

それにしても、娘のおすすめは意外と当たります。ホラーなのにしっかり楽しめて、観終わったあとにじわじわ余韻が残る映画でした。次に何をすすめてくれるのか、楽しみ🎵