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お知らせと活動

【研修】評価事務打合せ

金沢地方裁判所で、裁判官、書記官、執行官、評価人が一堂に会し、競売不動産評価における評価事務打合せがありました。

冒頭、取扱件数の推移、売却率の推移のデータ、改札結果(買増率)についてのお話がありました。令和6年は、能登半島地震の影響か、新規の不動産執行事件の件数が大きく減少しましたが、令和7年10月までは前年を上回る水準で推移しているそうです。

その後、具体的な評価事例について、検討しました。

① BITに掲載する評価書の添付資料の省略化について

② 建物の再調達原価の見直しについて

③ 受命物件が共有持分である場合の市場性修正(減価)について

④ 建物(屋根)が越境している場合の評価について など

競売評価業務は、一般の鑑定評価とは異なる視点や判断基準が求められます。
今回のように、裁判所・執行官・書記官・評価人が一堂に会して議論できる機会はとても貴重で、実務に直結する学びが多い時間となりました。

 

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