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お知らせと活動

【研修】第2回不動産鑑定士災害シンポジウム

はぁ~るばる来たぜ、せんだい~! というわけで、「第2回不動産鑑定士災害シンポジウム」のために仙台にやってきました~~。

東日本大震災の少しあと、仕事のために当時のボスと来て以来かも!? 仕事が終わって帰る前に、津波被害の沿岸部をタクシーで寄ってもらい、被害を目の当たりにした時の衝撃が今でも忘れられません。

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「第2回不動産鑑定士災害シンポジウムin仙台 住家被害認定調査の現場から見えてきた課題~課題解決にむけて、地方自治体と不動産鑑定士の望ましい協力関係のあり方とは?」

内容が今年の1月に発生した能登半島地震にかかる「不動産鑑定士による被災地支援活動」である住家被害調査に関することということで、実際に経験したことを踏まえて問題点の共有できればいいな、そして支援に参加していただた全国の不動産鑑定士のみなさまにお礼ができればいいなと思い参加しました(能登半島地震 不動産鑑定士による被災地支援活動(住家被害認定調査)についてはこちら)。

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不動産鑑定士が住家被害認定調査に参加するようになったのは、約10年前の熊本地震からです。その後も大きな地震や水害等災害が何度も発生し、そのたびに不動産鑑定士が現場マネジメントや調査に関わり、全国の自治体の活動の支援を行ってきています。

今回の能登半島地震と奥能登豪雨での対応に加え、これまでの活動の報告や実際に不動産鑑定士の支援を受けた自治体職員の方からの報告もあり大変有意義な時間となりました。これまで支援する側の気持ちしかわかりませんでしたが、支援を受けた自治体職員の方が不動産鑑定士に対してとても感謝をしているというお話があり、こちらも大変うれしい気持ちになりました。いつ、何時、どこで災害が起こるかわからない状況ですが、普段からの自治体との関係性が重要であり、平時からの備えがほんとに大事だと感じました。

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今回のシンポジウム、勉強半分、遊び半分の気持ちで参加するつもりだったのですが、直前になって主催者の方からシンポジウムの司会をしてほしいとのご連絡がありました(当初予定されてた方のご都合が悪くなったそうです)。え?石川県の私が?と思いましたが、能登半島地震に関連し、東北会のみなさま、災害対策委員のみなさまには連日大きなご支援、ご協力をいただいておりますし、鑑定士としての不動産評価に関するお知恵もたくさん頂戴しているため、少しでもその恩返しとしてお役に立てるのであればとお引き受けさせていただきました。

会場参加者のほかにもオンラインでもたくさんの方が聞いていらっしゃる状態で大変緊張し、反省点も多々ありましたが、一応、役を務めることができてほっとしております。後日主催者の方から「全体の流れが、しっかりコントロールされ、加えて、会場全体に、柔和で、華やかな雰囲気を演出していただいたと考えています」とお褒め(?)の言葉をいただき、お調子者なのですっかり喜んでおります。

私自身も貴重な経験ができてよかったなと思いました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎

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