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シンポジウム「能登半島地震 二人三脚の復興を目指す~罹災証明問題を考える~」

日本弁護士連合会主催のシンポジウム「能登半島地震 二人三脚の復興を目指す~罹災証明問題を考える~」が金沢弁護士会館でありました。

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テーマは能登半島地震に関連することで、特に罹災証明書をメインテーマとするものでした。

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罹災証明書といえば、私たち不動産鑑定士も今回の能登半島地震では、罹災証明書発行のために住家被害認定調査に多数参加し活動をしていました(活動内容はこちら→能登半島地震 不動産鑑定士による被災地支援活動(住家被害認定調査)

罹災証明書の判定結果で、支援の内容や義援金の配分額等が異なり、これが仮設住宅への入居条件等いろいろなものへ紐づいています。今後の生活再建への道筋が大きく変わってくるので、その結果はとても重要なものになります。

罹災証明書発行に係る調査は、その内容が複雑であること、被災者にとって必ずしもわかりやすいものではないこと、しいては調査する側にとっても難しく、調査する人によって多少の結果の差(幅)やヒューマンエラーは生じる可能性はあるなと感じました。

シンポジウムでは、住家被害認定基準の問題点や被災者にどう寄り添うかなどいろいろなお話がありました。納得するものもあれば、アレっと思ったこともありましたが、被災者支援、街の復興を考える気持ちはみな同じであり、より良い方向に進むことを願う気持ちを新たにしました。