2024.08.03 【研修】相続税の申告と鑑定評価

令和7年1月1日時点の土地価格を判定する地価公示の第1回分科会が開催されました。つい、先日、地価調査の納品をしたばかりですが、もう、地価公示が始まります💦

引き続き能登半島地震の影響や北陸新幹線敦賀延伸の影響など考慮するべき事項はたくさんありますので、よく調査をしてきちんとした判定ができるように頑張りたいと思います。

分科会の後は、公益社団法人石川県不動産鑑定士協会主催の研修会が開催されました。

研修の前に、先日盛岡市で開催された「不動産鑑定シンポジウム」の懇親会の場で、東北不動産鑑定士協会連合会から頂戴した、石川県不動産鑑定士協会へ、能登半島地震対応への慰労の意を込めた東北地方のいろいろなお菓子を会員のみなさんにお配りしました（夜な夜な袋詰めをしました( •⌄• )◞）。

石川県のメンバーも東北会の皆さんのお気持ちにとても喜んでおりました！ありがとうございました！

研修のタイトルは「相続税の申告と鑑定評価」です。会員の不動産鑑定士の先生が講師です。独立する前の事務所で、相続税がらみの評価を多く経験されたそうで、その時のお話が中心です。

相続税の評価の原則のお話、制度の変遷のお話、評価に当たっての考え方など、鑑定評価との違いを中心にありました。「時価」というワードがありますが、同じ時価でも財産評価通達と不動産鑑定評価基準とは考え方の相違があり、不動産鑑定評価書で時価を示しても、課税当局にはなかなか受け入れがたいこともあります。判例も含めて、その点のお話もありました。

最後、参加者でこれまでの経験談などの話になり、結構衝撃的なものもありましたが、大変勉強になりました。

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