2026.02.07 映画「グレイテスト・ショーマン」

息子が学校の先生に勧められたということで、家族で『グレイテスト・ショーマン』を観ました。名前は知っていましたが、今までどこか距離を置いていた作品でした。でも観終わった今は、どうしてもっと早く観なかったのだろうと思うほど、心を強く揺さぶられました。
主人公P.T.バーナムを演じるヒュー・ジャックマンの情熱、熱意、そして前向きさはとにかくエネルギーに満ちていて、ゼロからショーを作り上げていく姿に胸を打たれました。成功を追い求める中で大切なものを見失いかける葛藤も描かれていて、単なるサクセスストーリーではない深みも感じました。多様性を認めるというメッセージが語られることの多い作品ですが、単純な理想論ではなく、社会から排除されてきた人たちが舞台の上で輝く姿と、その裏にある現実や葛藤の両方が描かれているからこそ、より強いメッセージとして胸に残るのだと思います。
劇中歌はどれも聴いたことのある曲ばかりで、これもこの映画の音楽だったのかと家族で驚きました。中でも印象的だったのは「This Is Me」です。私はKIMIKAさんが歌うバージョンが大好きで何度も聴いてきましたが、英語のまま聴いていたため歌詞の意味を深く理解していませんでした。物語の中でこの曲が流れると、傷つけられても否定されてもそれでもこれが私だと胸を張る強さがまっすぐに伝わってきて、歌詞の意味を知ったときに胸がぎゅっと締めつけられるような感覚と同時に、大きな力をもらったような気持ちになりました。前向きさだけではなく、不遇への怒りやそれでも進む覚悟が込められた、とても大きな歌なのだと改めて感じました。
息子の一言がきっかけで家族で同じ作品を観て、それぞれの感じ方を話す時間もまた大切なものでした。
情熱を持って挑戦すること、自分らしくあること、その両方を問いかけられたような映画で、自分ももっと頑張らないとと素直に思わせてくれる作品でした。