2025.09.21 【研修】いま不動産の鑑定評価は 阪神淡路から30年 繋がる支援の輪
兵庫県神戸市で開催された「第39回不動産鑑定シンポジウム~第3回不動産鑑定士災害シンポジウム~」に参加しました。
会場は、港町神戸の代表的観光地メリケンパークにある「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」です。
元町駅で下車して会場を目指します。南京町(中華街)を通り過ぎて・・・
メリケンパークに到着。
巨大な魚のオブジェが登場!!
調べてみたらこれは「フィッシュ・ダンス」。
1987年に完成したこの作品は、世界的建築家フランク・O・ゲーリーの設計で、当初は銀色に輝き、港町神戸の新しいランドマークとして注目を集めました。もっとも、1999年に錆止めのためピンク色に塗り替えられた際には、地元の人から「焼魚になった」と冗談交じりに語られたこともあったそうです(*^^*)
素敵なホテルです✨✨
全国から約330名の不動産鑑定士が集まっており、能登半島地震の住家被害認定調査(住家被害認定調査のことはこちら)にご参加いただいた方もたくさんいらっしゃって、うれしい再会となりました。
吉村日本不動産鑑定士協会連合会会長のあいさつで第39回不動産鑑定シンポジウムの開幕です!
第1部は「災害直後の神戸と現在の神戸~当時の映像を交えて~」と題して、サンテレビジョンの方からの基調講演です。
阪神淡路大震災から、もう30年なんですね。当時、大学生で金沢の地でもすごく揺れたのを記憶しています。当時、幼馴染が神戸にいたので、大変心配しましたが、無事という電話をもらって安堵したことを昨日のことのように覚えています。会場で当時の生々しい映像が放映され、ちょっと胸が苦しくなりました。時代が時代なのか、変な配慮をすることがなく、リアルな被災地の現状でした。今では何もなかったかのような神戸の街ですが、再生の凄さに感動します。能登の地もこれからですね!!
第二部は「繋がる支援の輪~災害への対応と備え~」と題して、兵庫県不動産鑑定士協会副会長の櫻井先生の研究発表です。能登半島地震被災地支援会議(能登半島地震被災地支援会議のことはこちら)でも大変お世話になりました。いつ、何時、どこで災害が起こるかわからない時代となってしまいました。これまでの経験の蓄積の共有、事前の備えの大切さを痛感しました。
第3部は、パネルディスカッションです。石川県から神田前会長と西郷代表幹事の登壇です。これまでの災害時の不動産鑑定士の活動、鑑定評価の考え方など当時の苦労話も交えて大変興味深く聞かせていただきました。
とても有意義で勉強になったシンポジウムでした💡
シンポジウムのあとは、懇親会、三宮での二次会と楽しい時間を過ごしました~~✨✨
来年は、東京で開催されるそうです。来年は東京へGOですね!