2024.09.05 日本不動産鑑定士協会連合会と石川県との間で、 「災害時における住家被害認定調査等に関する協定」を締結
4月から始まった令和6年能登半島地震にかかる日本不動産鑑定士協会連合会による石川県内の被災市町の住家被害認定調査への不動産鑑定士の派遣、一旦この8月末で終了となりました。
私自身にとってもたいへん思い出深い活動となりました。
建物の被害を直視しないといけないこと、この建物に住んでいる(住まないといけない)という現実、被災者のお話を聞いてあげること、被災者の思いをくみ取りたい気持ちと公平な調査をしないといけないという葛藤、自身の判定に対する不安など、いろんな思いと共に過ごしました。また活動を通じて自分の心持が軽くなったというか、うまく表現できないですが、肩の力が抜けたような、自然体でいいんだなあと感じるようになりました。普段の業務では、スーツとまではいかなくてもきちんとした格好でいますし、現地調査に入るときでもそれなりの格好で出ています。でもこの住家被害認定調査では、ヘルメットをかぶり、汗だくになりながら、ひたすら調査に臨むことになります。身なりにかまっている余裕もないし、見落としがないように調査をするという本分を尽くすための活動になるからです。少しは度胸もついたし、言い方は変かもしれませんが楽しみながら仕事ができるようになりました。
まだまだ復旧の途中ではありますが、少しずつ時計が進んでいることは感じます。平穏な暮らしができる日が早く来ることを願っています。
令和 6年9月5日(木)、石川県庁4階 特別会議室にて、協定締結式が開催され、日本不動産鑑定士協会連合会と石川県との間で、「災害時における住家被害認定調査等に関する協定」が締結されました。
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