2024.02.07 【研修】ポストコロナ時代におけるホテル事業分析＆不動産評価

所属する公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会主催の研修「ポストコロナ時代におけるホテル事業分析＆不動産評価」をe-ラーニングで受講しました。

ちょうどご依頼を受けている案件に関連しており、大変勉強になりました。

講師はホテル評価を長く専門にされている不動産鑑定士の先生で、経験の蓄積がすごいな～と感心するばかりでした。

長くコロナで苦しめられた観光・ホテル業界ですが、人の動きが活発化している中で、いよいよ新しいステージになりそうです。今は回復傾向が著しく、今後も明るい話題が多く控えているとのこと。

統計資料を見るとコロナ禍における旅行者数、航空輸送人数、インバウンド市場の落ち込みは大きなものとなっています。また、この間、閉館、自主廃業、倒産等とにより減少した客室数もオミクロン株の致死率を上回る水準となっています。ただ、不動産市場におけるホテルのキャップレートはそれほど上がらなかったそうです。

ホテル事業のリスクの話がありました。運営方式により所有者側リスクが高いもの、経営者側リスクが高いものがあります。コロナで表面化したリスクを踏まえ、ハイブリット型賃料条件などリスク分散の需要性が高くなったとのこと。

この後は、ホテル事業分析の基礎やチェックポイント、ヒアリング事項の話があり、今後の評価に役に立つ内容ばかりでした！メモメモ！

知識の更新は重要ですね(๑•᎑•๑)

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