2019.11.20 東野圭吾「危険なビーナス」「片思い」

「危険なビーナス」

最後にきちんと落ちがあり、物語として安心できます。惚れやすい主人公も好感が持てます。一緒に同じ目的にむかって走っていると、運命共同体のような感じで、連帯感というか恋心も生まれてしまうかもっですね。。。

「片思い」

ほろ苦い話かと思いきや、う～ん、そういう片思いなんですね。ほんとに永遠の片思い。いろいろな人の思いが交差しています。いつまでも続く友情もいいなぁと思いますし、想い続ける気持ちも素敵だと思いました。いろいろな人がいて、いろいろな思いを感じ、そして隠し、普通に過ごしている人なんていないんだな。いろいろな困難、悩みがあり、乗り越えられるものもあれば、簡単にはいかないものもある。

題材としてマイノリティーを取り上げる東野圭吾さん。ほんとにいろいろなお話を考える方ですね～頭の中を見てみたい（笑）