2019.06.05 早瀬耕「未必のマクベス」
投稿時間 08:00
in 映画DVD・本・音楽
「面白いよっ!」とおすすめしていただいた本。
うん、うん、ホントに、面白かった!!読み応えのあるストーリー ^^
「李」なる人物が登場し、しかもその人物が大物過ぎて、想像を超えるワールドワイドな話となっていきました。話の舞台が香港など東南アジアということで、はるやすみに訪れた上海の夜景のイメージを重ね、異国の風景と映像が浮かぶなか、一気に読んでしまいました。舞台が日本ではなかったので、ありそうな感じがする裏の世界の話でした(注:イメージです)。
帯書きにあるように、確かに、経済小説でもあり、ハードボイルド小説でもあり、犯罪小説でもあり、恋愛小説でもあり、いろいろな要素が混じっています。高級ホテルがたくさん出てきて、できる男、地位を手に入れた男は、私みたいな一般ピーポーとは別の次元でビジネスをし、暮らしているんだなと、なんだか、私ももっと上を目指したい気持ちになりました。なんかもっと遊び心のある暮らしがしたいな。
自らの運命を受け入れ、旅を続ける主人公。高校時代のほろ苦い思い出が生き続けているなんて、いい話だな~。