2018.03.10 【研修】地方市場における「不動産価格指数公表の意義を考える」シンポジウム in 京都
近畿不動産鑑定士協会連合会主催のシンポジウムがあり、京都へ行ってきました。
冒頭「不動産市場の成長に向けた取組」と題し、国土交通省 横山不動産市場整備課課長による基調講演がありました。不動産市場整備に関する最新の政策方針や具体的な取組、不動産鑑定士に期待することなどお話しいただきました。
続いて、清水千弘先生による特別講義、清水ゼミ受講生による成果発表、清水ゼミの総括としてパネルディスカッションがありました。
国土交通省が公表している「不動産取引価格情報」をデータベースとして、統計ソフト「R」を用いれば、不動産価格指数を地方都市でも公表でき、もちろん必要なデータ数がない地域(取引件数が少ない地域)は、難しいのですが、過去の流れを知ることができます。
また、面白い分析がありました。京町家等は、最近のインバウンドブームの中、ゲストハウスとしての需要があり、取引価格が上昇しているように感じられるとのこと。京都市・町家等インデックスでは、明確な右肩上がりが確認されました。金沢町家も同じような傾向にあります。金沢についても分析して下さったのですが(そう、データがあれば、どこでも分析できるのです!)、当初、都会と同じ感覚で駅からの距離を要素に入れていたところ、傾向があらわれず、駅距離を考慮外とすることで、北陸新幹線金沢開業に前後して取引価格の上昇傾向が確認できました。
AIの発達により不動産鑑定士は、雑務をするべきではなく、AIのデータを踏まえてより高度な世界に行く必要があります。データの背後にある地域性などは、個々の市場に精通していないとわからないことであり、データだけではうまく説明できません。不動産鑑定士の出番です!AIは敵ではなく、すみわけの問題である。不動産鑑定士の社会介在価値を高める方向に向かっていくことが大切ですね!
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京都に到着。京都タワー
研修前にお買い物。名刺入れがだいぶ、へたってきたので、新しいものを探していました。★一目ぼれです★
研修後は、東本願寺へ。閉門まじかで一瞬しかお参りできませんでした。
宿への帰り道、サーティーワンアイスが。ちょうど「SUPAR FRIDAY」でせっかくなのでいただきました。寒っ💦
翌日は、東寺へ。講堂に入ったとたん、空気が変わり、とても厳かな雰囲気になりました。歴史の重みを感じました。
せっかくなので大阪にも行ってきました。そういえば、プラプラするのは、実務修習の基本演習を大阪で受けた時以来かも!?道頓堀、たくさんの人人人でした!!
たこ焼き♪♪♪
大阪城🏯
勉強とリフレッシュを兼ねたよいミニ旅行でした。
さようなら大阪👋
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