2017.01.18 【研修】家族信託の基礎

先日、FP石川門主催の「家族信託の基礎」の研修会に参加しました。(※「家族信託」は法律用語ではなく、一般社団法人家族信託普及協会の商標登録だそうです)

近年、耳にすることはあったのですが、今回初めて話を聞きました。一言でいうと「財産管理の一手法」で、資産を持つ方が、特定の目的（例えば「自分の老後の生活・介護等に必要な資金の管理及び給付」等）に従って、その保有する不動産・預貯金等の資産を信頼できる家族に託し、その管理・処分を任せる仕組みで、「家族の家族による家族のための信託（財産管理）」とのことです。

高齢化社会における相続・認知症対策として、遺言や成年後見制度を補完する機能が期待されているようですが、「遺言」「成年後見制度」「家族信託」それぞれの長所、短所を理解して、「ご本人」「残される人」「支える周りの人」にとって、使い勝手のいいものを利用していきたいと感じました。

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