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「不動産鑑定と訴訟実務」

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著者は弁護士であり、不動産鑑定士であり、税理士である方で、幅広い視点で鑑定評価にアプローチしています。

訴訟の場面で、不動産鑑定がどのように扱われているのか、大変興味があります。実際、鑑定人として裁判所から依頼されるケース、調停や裁判の場面で一方当事者から依頼されるケース、不動産競売における評価などがありますが、自分がこれまで経験した案件以外にも多くの場面で鑑定評価の有用性があるように思いました。

著者は弁護士ということで、鑑定士的にはやや読みにくい本(私の問題!?)でした。例題などもあるものの、大変ざっくりしたもので、問題をふわっと解説しているにすぎないように感じました。凡例のいろいろな引用があるのは大変勉強になりました。

似たような案件のご依頼があった時に振り返って勉強していきます。