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お知らせと活動

【研修】地盤と鑑定評価

公益社団法人石川県不動産鑑定士協会主催の研修会「地盤と鑑定評価」がありました。
講師は、ご自身も不動産鑑定士で、地盤改良会社で役員をされている方です。

地盤とは地球の歴史であり、鑑定士的には土地を見るときは平面的にとらえますが、地盤は断面的(立体的)に土地をとらえるという違いがあります。

地盤が強固であるか、軟弱であるか、液状化が発生しやすいかどうかということは、近年、注目されるようになっていますが、鑑定評価において、その点をどのように考慮するかについては大変難しい問題です。ボーリング調査の結果を依頼者から見せていただくことがありますが、その結果を踏まえて、軟弱地盤を改善するための工事(柱状改良工事、表層改良工事、杭工事)の費用等が高くなるかどうかなどを確認しています。

実際土地を見ていても、地盤が軟弱かどうかはわかりません。それでも、地形や、昔から軟弱地盤として知られている地域、地名に水に関する名前が入っている地域などは、軟弱な地域として何となくは把握できます。

鑑定評価において、地盤の状況をどのように反映させるのか、鑑定評価手法に応じ、災害が発生する前、発生した後にわけて検討をしました。

ボーリングデータや液状化マップを公開しているサイトを紹介していただきました。

金沢市の液状化危険度予測図は金沢市のHPで公開されています。

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