2020.11.18 「北陸新幹線県内全線開業実感ツアー」に行ってきました！
県庁で、「北陸新幹線県内全線開業実感ツアー」のチラシを見つけ、申し込みしました。募集人数４０名のところ、１，１３５名の方の応募があったようで、倍率28.4倍をくぐりぬけて当選しました！！やったー！
１１月１４日（土）。当日は、お天気にも恵まれ、ちょっとした旅行気分ですっ！
❖まずは、石川県の担当者の方による新幹線講座です。
平成２７年３月に北陸新幹線の金沢駅が開業し、金沢⇔東京間が最短２時間２８分で結ばれ（開業前に比べ約１時間20分短縮！）、たくさんの観光客の方が来られるようになりました。金沢開業の効果については、たくさんの観光客の他にもまだまたあります。石川県を紹介するテレビ番組も開業前の約７倍に増えたり、金沢市内のホテル立地が増えたり、移住者が増えたりと・・・。地価も大きく上昇しましたね⤴
東海道新幹線の代替補完機能としての役割を有する北陸新幹線。いよいよ金沢から敦賀へとつながります。石川県内では新たに小松駅と加賀温泉駅の２つの駅が誕生します。加賀温泉郷にもたくさんの方が来られるようになるのでしょうね！（敦賀開業については、当初の２０２３年（令和５年）春の予定から１年半程度延期される可能性が高まっています。）
❖バスに乗り込み、最初の目的地である小松市の木場潟高架橋へ向かいます。
バスの座席の間に仕切りがあり、感染対策がなされています。バスの中ではおしゃべり禁止ですっ💦
❖小松市 木場潟高架橋に到着です。とても良いお天気です☀
工事担当者の方からの説明を受けます。２，２８９ｍの区間を担当され、平成２９年２月から始まった工事も順調に進み年内で完成となるそうです。高架橋はＰＣ片持箱桁橋工（張り出し架設）という工法で作られており、１本の柱から左右バランスをとりながら張出していく「カンチレバー」という最も安全で確実な方法での施工になっているそうです。この方法は「やじろべえ」や「シーソー」の「てんびん」の原理を応用しており、柱の両側に同じ長さのコンクリートブロックをつないでいくことでどちらにも傾かないのです。左右交互にどんどんブロックをつないでいきます。
実際に高架橋に登ります。
きれいな道が完成していますっ！！
説明を受けていると、空がうるさい！！？？
ドローンが飛んでいます。今回のツアーの様子を記録しているそうです。
実際に新幹線に乗った時の座席の高さが用意してあり、登って防音壁の向こうを見ると、、、、
きれいな木場潟が見えます!(^^)! 山並みも綺麗です(ू•ᴗ•ू❁)
完成してしまうと見ることができない現場を見ることができて、とても貴重です(^・^*)ﾟ+ 「耐久性は？」と聞いたところ、１００年とのこと。すごいですね(⦿＿⦿)
また、階段を下りて、バスに乗ります。降りるときもコワい💦
❖加賀市 細坪架道橋 到着です。
ここは大変めずらしい現場ということで、工事担当者の方からの説明を受けます。(*∩∀∩*)ﾜｸﾜｸ♪
片側２車線の国道８号と上空で斜めに交差するため、橋脚の間が広く、橋の長さは339ｍもあり、新幹線のコンクリート橋では日本国内最大支間長の155ｍを有する3径間連続ＰＣエクストラドーズド橋（斜張橋の一種）だそうです。
１２両編成の北陸新幹線（約300ｍ）がまるまる収まる長さです！！
この後、この仮設階段を登って、上まで行きます！！
約37ｍを登りました！！足場も狭くとても怖かったです💦
国道８号と交差しています。物凄い迫力でした。ｫオ～!!(ﾟДﾟノ)ノ
こちらは、反対側の福井県の方向です。加賀トンネルの入り口が見えます。
左右11本ずつの斜材（ケーブル）で吊り上げていきます。白くて意匠的にもきれいです。
斜材（ケーブル）の中に入っている太いピアノ線を触らせてもらいました。頑丈ですっ✨
コンクリートの橋を伸ばしていく作業の説明＆少し機械を動かしてくれました。
機械を操作している様子です。
すごく大掛かりな工事で迫力に圧倒されました。自分が関わったものがこの先１００年もこの世界に残るなんで。土木の仕事も夢がありますね✨✨✨
たくさんの人のおかげで、安心安全の新幹線ができるんだなあと思いました。
日も暮れかかった頃、本日のツアーが無事終わり、金沢に戻った時はすっかり暗くなっていました。貴重な機会をいただき、子供たちも大喜びでした^^ ありがとうございました！
完成したら、是非とも乗りたいですし、たくさんの人に利用してもらい、石川県に来てほしいですね🚄🚄
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