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「不動産の価格がわかる本 改訂版」

外出を控える日々が続いています。
「不動産の価格がわかる本」。

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誰を対象にした本なのかなぁと思ったのですが、帯には「不動産会社、金融機関、ファンド運用会社などの担当者、一般事業会社の不動産担当者にオススメ。」と書いてあります。

「価格がわかる本」というよりは、「価格が求まる流れや要因がわかる本」で、大変興味深く読み進めることができました。

冒頭、不動産市場のサイクルについての話から始まります。金融政策と不動産価格の関係が深いこと、2013年以降、日本の不動産市場は比較的長く好況が続いていることが書いてあります。この本自体は、2020年(令和2年)1月に発行され、たいへん新しい本なのですが、発行後の2月、3月と予想だにしなかった事態となり、本当に先の事はわからないものだと感じています。

この本では、主要アセットとして「オフィスビル、住宅、商業施設、ホテル、ヘルスケアアセット、物流施設、インフラ、ゴルフ場」の8つを取り上げ、その特徴や評価方法が書かれていました。

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オフィスビル、住宅、商業施設、ホテル、ヘルスケアアセット、ゴルフ場については鑑定評価の経験がありますが、この本の中では、それぞれのアセットの目安となる数字などの記載もあり大変参考になりました。

変化する不動産市場に対応した評価が行えるよう、日々、情報へのアンテナを張っていきたいと思います。