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「第7回石川県不動産市況DI調査(平成31年4月度)」公表

私の所属する「公益社団法人石川県不動産鑑定士協会」と友好団体である「公益社団法人石川県宅地建物取引業協会」が共同で行っている「石川県不動産市況DI調査」の第7回分が公表となりました。

DIとは、現況や先行きの見通し等についての定性的な判断を指標として集計加工した指数です。DIとして有名なものには、景気動向指数(内閣府が公表している景気の動向指数)や業況判断指数(日本銀行が公表している景気判断の指数)があり、景気の将来の動向を予測する上で重要に指数となっているものです。

 

「石川(全体)の住宅地、商業地は実感値が上昇↑ 予測値は悪化↓」

 

DIは地価が「上がる」との回答比率から「下がる」の比率を差し引いて算出しています。住宅地は、前回(平成30年10月)のプラス41.0から今回(平成31年4月)はプラス46.8に上昇、商業地も、前回(平成30年10月)のプラス50.4から今回(平成31年4月)はプラス53.1と上昇しています。特に商業地は調査開始以来最大のプラスとなっています。予測値(令和元年10月)は、住宅地はプラス11.2、商業地はプラス22.2となり、実感値よりは低くなっていますが、プラスが優っており、引き続き地価の上昇傾向は続くものと考えられます。

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(住宅地)

❖ 地域毎では、県央地区が最も高く+64.8pt、また最も低かったのは、奥能登地区の▲80.0pt。
❖ 金沢市は、第1回調査以来改善傾向で推移しており、今回調査時点の地価動向DIは+76.4ptと過去最高を記録。

❖ 小松市は、+16.7ptとなっているが、半年後は▲16.7ptと予測されている。
❖ 白山市は、+66.7ptとなっており、前回から好調を維持している。

(商業地)

❖ 地域毎では、県央地区が最も高く+72.4pt、また最も低かったのは、奥能登地区の▲60.0pt。
❖ 金沢市は、第1回調査以来の大幅なプラス傾向で推移しているが、今回調査時点の地価動向DIも+87.8ptと大幅なプラスとなり、過去最高を記録した。
❖ 小松市は、±0.0ptとなっているが、半年後は▲16.7ptと予測されている。
❖ 白山市は、+50.0ptとなっており、前回から好調を維持している。

 

☟☟☟詳しくは「公益社団法人石川県不動産鑑定士協会」のホームページをご覧ください!☟☟☟

石川県不動産鑑定士協会


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