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お知らせと活動

【研修】評価事務打合せ

金沢地方裁判所で、裁判官、書記官、執行官、評価人が会し、競売不動産評価における評価事務打合せがありました。6月に続き、今年度2回目です。
冒頭、取扱件数の推移、売却率の推移のデータについて確認しました。その後、前回の続きとして、金沢地方裁判所での競売市場修正率について検討することとなりました。

競売市場修正率は、競売不動産特有の価格形成要因を反映した減価率で、個々の競売不動産固有の要因に基づくものではないので、原則として競売不動産に一律に同じ修正率を適用すべきものです。しかし、適正な修正率は常に一定というものではなく、不動産価格の上昇期や下降期などの市場の動向や需要者の動向により変化していくものです。したがって、競売不動産市場における現実の売却率、買増率、落札価格の動向を常に注視しつつ適正な修正率の把握に努める必要があります。

前回、検討した検討結果を踏まえ、地域、物件の種類に応じて、修正をする見込みとなりました。